ドラキュラに嵌って(^m^ )クスッ

最近になってようやくブラム・ストーカー氏の分厚いドラキュラを読むことになりました。
ホラー映画はあまり好みではないし、というより避けていたジャンルだったのですが、なぜか「魔人ドラキュラ」をDVDで観ることとなり、もちろん白黒の古い作品なので何ともいかにもなのですが、ホラーというより、コメディーに近いかな？と思って興味深く見ました。特にドラキュラ伯爵をやったベラ・ルゴシさん、この俳優さんが作り出した独特の世界がなかなか興味深く、ドラキュラ伯爵がこういう感じならちっともこわくない、かえって面白いといついつい何度もあの有名なシーン、レーンフィールドを迎えるところ、「ほらお聞きなさい、夜の子供たち・・・・」というセリフや「エクセレント！」とゆっくりいうところが特に嵌ってなぜかおかしいです（*＾-＾*）
それに乗じて原作を読んで、そのあとブラム・ストーカーさんのおいの曾孫さんが書いたその後のドラキュラ問い事で最新の小説も読みました。こちらは現代的な言葉で字も大きかったので上下あっという間に読んでしまいました。






しかも更にこんな本も買ってしまいました。



こちらは注釈が素晴らしいです。疑問も難問もすべて解説、当時の地図や、歴史も説明してあって、奥が深い、ただの小説というよりもストーリーを追いながら歴史の勉強になる、なかなか難解な話ですが、ドラキュラという名前だけでもすでに分かってしまいそうな内容ではなく、もっともっといろんな意味合いのある作品になっていると思いました。

映画の方は、というとハマーフィルムのクリストファー・リーさんが何と言っても有名なのでそちらを思い出しますが、ベラ・ルゴシ、すごいです。こんな俳優さんがいたのかと改めてびっくり、映画好きの私でしたが彼まではちょっと知らなかったので、新鮮でした。私が生まれた年に亡くなっている方なので知る由もないのですが
興味深い俳優さんでした。
映画館へは時間がなくて行かれなくてもDVDやBDでも十分楽しめるので嬉しいです。表紙にアイフォン等をかざすと３Dで小さなドラキュラが棺桶からむっくり起きてあいさつしますよ～



趣を変えて、たまにはこんな映画や本も面白いですよ、お勧めします。(*^-^) v