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2019-04-21のお話し [趣味]

さてさて、またまたご無沙汰のブログ更新です。

今日は100年前の4月21日「チャップリンの移民」が上映された日です。ということで長野市の相生座・ロキシーという映画館も100年前の19日に開館したのを記念して本日、あの弁士の澤登翠さんをお招きして活弁ライブを上映しました。

また、おりしもこのタイミングで「ノートルダムのせむし男」も同時にライブをやりました。
当時のノートルダムが白黒のフィルムの中に納まっています。そう、先日火災でなくなってしまったあの寺院です。ロンチャニーさんのものすごいメーキャップ、あの時代はまだ特殊メイクもCGもなく、手作りのメイクで鬼気迫るせむし男を演じていたようです。

「チャップリンの移民」は何度も観ました。コメディーではありますが、いろんな要素が詰まって作られている所はさすがチャップリンさん、エドナとのやり取りもいいなぁ~~~レストランでまめを食べるシーンは何度も何度も撮り直して、さすがに、もう豆は見たくもないと思ったと言ってました。チャップリンのこだわりを垣間見るエピソードですね。
おなじみのいろんな場面・・・懐かしいなぁ、澤登さんどのように活弁したのかしら・・・・

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実は・・・澤登さんとリハーサル後短い時間でしたがお話しさせていただきました。
22年前に初めて本物の活弁を見てからすっかりファンになった娘がずっとファンレターを送ったり、自費出版した「チャップリン狂時代」の研究の本を送らせていただいたのですが、今でもその本を持っていてくださっていたこと、娘の話をしたら涙を流して懐かしがってくださったこと、本当に感激でした。ありがとうございました。確か11年ほど前にもこの映画館にいらしたときには3人で写真を撮らせていただきました。一緒にお茶もいただいてお話も伺った事ついこの間のように思い出します。前項あちこちで活弁の楽しさ面白さを伝えるため上映されています。テレビでも大活躍、特にNHKでの白黒の映画、ロイドやキートン、ファントマ等みな保存させてもらっています。お一人で何役もこなし独特のセリフは最高に楽しいです。字幕の無い時代もちろん吹替もない時代に、活弁という文化がどれほど日本人を楽しませていたのかがわかります。

澤登さん、どうかいつまでもお元気でますます活弁ライブを皆さんに広めて行ってください。今日は内緒の写真も撮らせていただきましてありがとうございました。直にファンレターも渡せたことうれしかったです。

さて、この映画館では6月15日から28日まで「僕たちのラストステージ」を上映予定です。あのスタンローレルとオリバーハーディのコンビの実話に基づいたストーリーです。世界中を笑わせた名コンビの最後の姿を描いています。
後の時代のお笑いのギャグの元祖ともいうべき二人の実話、どんなふうに描かれているのか楽しみです。
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